いずみの部屋

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放送テーマ

放送日
2019.04.12
テーマ
第127回 増山博丈氏は大和市健康福祉総務課おひとりさま支援係長です。
ゲスト
増山 博丈 氏 (ますやま ひろたけ)

対談内容

いずみ
大和市おひとりさま支援係?いつからどのようなお仕事をしているのですか?
増山
昨年10月に新しく発足したばかりで係員は2人です。
年を取ってからの一人暮らしの生活の不安や病気の時、死後のことまでサポートします。
いずみ
増山さんは平成24年から東日本大震災で被害を受けた陸前高田市に出向なさっていましたが、その時の経験が役立っているのではないですか?
増山
陸前高田市に3年間いて、悲しい現場で復興支援をしました。
その時あまりに突然に愛する人とさよならしなくてはならない気持ちに寄り添ってきました。その後、内閣府の防災、熊本地震支援などでたくさん勉強してきました。
いずみ
人の痛みや悩み、どうしようもない悲しみがわかる人になって戻っていらしたのですね。6年ぶりに大和の地に戻ってきてどう感じましたか?
増山
浦島太郎の心境です。シリウスをはじめ、ポラリス、ベテルギウスという星の名の公共施設ができて、大和の街が明るくなりました。
いずみ
このシリウスにも高齢者が楽しめる講座がたくさんあります。
健康講座も人気です。とても素晴らしい施設が誕生しました。
さて、先日タウンニュースで大和市エンディングノートというものが配布されるというニュースが載っていました。実家の母はおひとり様で独居なのでぜひ教えてあげたいと思うのですが、どんなものですか?
増山
終活の一環としてご自分のこと、家族のこと、財産や葬儀、納骨などしっかりと残しておくことを形にしたものです。
もしものときはこうしてほしい、例えば病気の告知や延命治療の有無など、または自分が判断できない状態のときは〇〇さんにしてもらってほしい、延命のときは残された家族がどうしようかと悩むケースが多いのですが、本人の希望を記しておけば、残された家族はその意志に沿うことができます。
いずみ
素晴らしいエンディングノートですね。財産を全部大和市に寄付するなんて書く人もいるのですか?
増山
実際いらっしゃいます!しかし遺言書と違って法的な拘束力はないのですから、きちんと自分の財産の行き先を決めたい方は公式な遺言書が必要です。
いずみ
元気なうちにエンディングノートを書いておけば、自分の人生を振り返ることにもなるし、自分の思いを整理してこれからの生き方を考えるきっかけにもなりますよね!
増山
わからないことがあればいつでも説明をしに参りますので、お気軽にご連絡ください!
いずみ
それでは当校でおひとりさまクッキング教室でも!エンディングノートの説明でもいたしましょうか!そうでした!増山さんは当クッキングスクールの元生徒さんですから、お料理は上手なはずです!
ぜひクッキングも講師をしてくださいね。
まだまだお若い増山さん!市民のために持てる力と知力とやる気でご活躍してください。応援しています!