いずみの部屋

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放送テーマ

放送日
2019.03.29
テーマ
第125回 大和市栄養教諭第1号の小野良子さんは定年をお迎えになりました。
ゲスト
小野 良子 氏 (おの りょうこ)

対談内容

いずみ
ラジオ食育の時間からずっとお世話になりました小野先生。
このたびご定年をお迎えになったということで、41年間本当にお疲れ様でございました。
最後に草柳小学校が勤務地になりましたが、小野先生は草柳小学校卒業生ということを知ってびっくりしました。
小野
そうなんです。古い木造の校舎でした。
いずみ
私と同じ様な年代なので小学校のときは学校給食があったと思いますが、毎日出てくる脱脂粉乳やスキムミルク、コッペパンに三角のチーズ、これらがイヤで、給食を全部食べないとお昼休みにしてくれないし、泣きたくなることもありました。現在の給食は美味しいと評判ですが?
小野
脱脂粉乳はまずくて鼻をつまんで飲んでいました。今でも味とにおいは覚えています。
現在はおかずもバラエティーに富んでいて昔に比べると断然に美味しくなりました。彩りや味や行事食にも気を配ります。
米飯給食が週4回になってからは、和食のおかずとして魚を多く出しています。今も昔も人気メニューは肉系・ハンバーグ・カレーです。
いずみ
外国籍やアレルギーを持つ子どもにも気を遣わねばなりませんし、大変ですね。41年間の教諭人生を振り返って一番の思い出は何ですか?
小野
朝、子どもたちが登校して給食サンプルケースを見て「今日の給食楽しみだな!」とニコニコしている姿です。時には嫌いなメニューで「まずそう!」なんていう素直な心にも接して(笑)
帰りには「先生今日の〇〇美味しかった!生きててよかった」とか、「今日のけんちん汁は体が温まるね」「心もポカポカになったよ」と言われて(笑)ジーンとします。
いずみ
先生とは10年前の「ラジオ食育の時間」で、当校と市民の方々が作った「食育カルタ」を先生の担当、桜丘小学校でNHKテレビデビューしましたね。懐かしい同志という感じです。
お仕事は61歳、一時休憩なさってきっと落ち着かれたら新たなるスタートをなさると思います。その時はご一緒に活動してくださいね!
それまで十分お休みになって、リフレッシュなさってください。お待ちしています。