いずみの部屋

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放送テーマ

放送日
2018.12.14
テーマ
第109-110回 大和市教育委員会 教育長 柿本隆夫氏です
ゲスト
柿本 隆夫 氏 (かきもと たかお)

対談内容

いずみ
柿本さんは大和市教育委員会の教育長として、市長に任命されたのですね。この時代とても大変なお仕事です。お生まれは大和ですか?
柿本
横浜で生まれ、町田で育ち、海老名に越してきました。大学は山梨でした。中学生の頃から教員になりたかったので大学では国文科に行き、念願の国語の先生として、大和の光丘中学校に配属されました。
いずみ
そうですか。光丘中学校はこの番組出演者、沢山の方の母校です。
部活動は何を?指導する先生の立場は大変だとお察しします。
柿本
ソフトテニス部軟式テニスの顧問をしていました。中学校では勉強以外に色々な大変をしてほしいのです。指導する先生は授業の他に部活動、学校業務、そして私生活のバランスを考えて調整しなくてはなりません。
なかなか難しいことです。
いずみ
先生は大変なお仕事です。しかし子どものために頑張っていただきたいという気持ちもあります。先生になって一番心に残っていることは?
柿本
子どもが自分で抱えている悩み事をそっと私に話してくれたとき。
先生も自分のことのように真剣に考えることです。
親にも言えない心の叫び。その子の人生を大きく左右します。
大人の代表として、そばにずっといてあげられること、一緒に悩んだり考えたりと…先生としての醍醐味です。
いずみ
まるで3年B組金八先生!あれはドラマの世界ですよね。
柿本
(笑) ドラマに近いことは起きていますよ。
いずみ
これから教育長として取り組みたいことは何でしょうか?
柿本
新しい学習指導要領に沿って子どもの学力の見直し、知識中心から個性重視でそれぞれの創造性を大切にしていくことです。
どのような力をつけたら大人になってから役に立つ力になるかです。
いずみ
大切なことですね。
さて、大和市の新しい制度として、「寺子屋」が始まりましたね。
柿本
子どもの学力向上が目的です。勉強が得意な子、不得意な子の二極化を避けるための「寺子屋」です。
学校が終わって放課後、空き教室を使って学習指導員とコーディネーターで行っています。大変子どもに人気有り、70~100人以上になっています。自分の好きな時に利用できます。「夏休み寺子屋」は申込み制です。
いずみ
すごくほのぼのとした学習スタイルですね。このシリウス内でも沢山の子どもや学生、大人もお勉強や読書をしています。今の子どもたちは自分の部屋で勉強しないのでしょうか?
柿本
そうなんです。友達と共有した空間で一緒になって勉強したいというスタイルが増えています。家の中が静かすぎるとか(笑)人との触れ合いを求めたいのかもしれません。
いずみ
柿本さんや私の中学生の頃は、自分の部屋がもらえると、自分だけの空間が嬉しくて、こもって勉強?秘密の遊び?をしていましたが、今は違うのですね。
これからの教育の問題は?
柿本
色々ありますが、いじめ、不登校、学力…etc.
現場一人一人の子どもを丁寧に保護者と共に学校は考えねばなりません。
教育委員会はそうした学校現場を支えて行きたいです。
大人と大人が手を取り合って子供を育てる!まさに地域の方々と学校と家庭の連携が大切です。
いずみ
力強いお言葉ありがとうございました!
最後に柿本さん個人の人生の夢は?
柿本
大好きなアウトドアキャンプを今年は行けなかったので、任期が終了したら、キャンプ道具を積み込んで妻と一緒にドライブしたいです!
いずみ
満点の星空の下で妻と二人キャンプ♡最高な人生の喜びです♡
これからも大和の子どもたちのため、ご尽力下さいますよう、お願いいたします。
どうぞお身体大切になさって下さい!