いずみの部屋

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放送テーマ

放送日
2023.02.03
テーマ
下田定治氏はコーヒー専門店「茶居珈」の店主です。
ゲスト
下田 定治 氏

対談内容

いずみ
令和四年度、大和市産業人優良小売店舗表彰、市長賞のご受賞、
誠におめでとうございます!
実は私の家のすぐそばでして、お店はオシャレで、センスが良くて、コーヒーの良い香りが漂っていますね。
今日はこちらのお店から収録しております。
「茶居珈」さんはいつ頃開店したのですか?
下田
50年ほど前、昭和47年です。私が23歳の時です。
私はこの地で生まれ育ちました。父がこの地で工務店を経営していました。大学に入った時からはずっと喫茶店に通っていました。
いずみ
ガロの「学生街の喫茶店」という歌が流行った時ですか?
下田
(笑)1時間でも2時間でも粘ってコーヒーを飲んでいました。そんな折、父が亡くなりました。
何か別の商売をしようとして、大好きな喫茶店を始めたんです。
いずみ
50年前、この地で随分ハイカラ建築な喫茶店でしたでしょう!日本香堂のCMにもなっていますし!
下田
知り合いの建築士に作ってもらいました。
駐車場がある喫茶店は」とても珍しかったので、お客様から喜ばれました。
最初は姉と二人で始め、仲の良い姉弟でした。
亡くなった母も手伝ってくれて、結婚してからは夫婦二人三脚でした。
その時代は景気が良くて、車のセールスマンや営業マンなど、お客様が遠くからでも来てくれて、バブリーな世の中でした。
いずみ
美人で働き者のお嫁さんでよかったですね。
今までで一番嬉しかったことは?
下田
近所に組事務所ができて、そちらの方が来るようになり、お店の雰囲気が変わり、常連さんが離れていきました。しかし、訳あって事務所がなくなり、本当にほっとしました!
それから一番嬉しいのは、自分が出したコーヒーを美味しいと言ってもらえた時です。
いずみ
素晴らしい豆の焙煎器もありますね!
いつも良い香りがします。
下田
日曜日に3時間かけて焙煎器を回しています。
220℃で20分焼きます。
温度と時間と火力の調整が大変です。
豆によって全て違います。そのデータを取っています。
月〜土曜日はお店で、日曜日は焙煎作業!
いずみ
「月月火水木金金」みたいに働きづめですね。
健康の秘訣は?
下田
規則正しい生活と食事です!
いずみ
奥様に感謝しないとですね!
将来の夢は?
下田
この店が終わったら、コーヒー豆の挽き売り店をしてみたいです!
いずみ
下田定治さん73歳!まだまだこれからですよ!
健康第一で、ゆっくりと歩みながら美味しいコーヒーをお願いいたします!