金城まみさん、「大和の行ってみたいお店大賞 2021」のNo.1、大賞の獲得おめでとうございます!
絵が美しく美味しそうで、しかもご本人も美しい!
沖縄出身で高校卒業後、一人で上京してここまでやってきたというからびっくりです!
まるで今やっているNHKの連ドラ「ちむどんどん」そっくりですね!
(笑)そうですね、出身は沖縄で小さい頃から絵を描くのが大好き!ひたすら描き続けていました。
いつか東京に行って美術の勉強をしたい!と夢見ていました。
しかし実家はお金がなくて貧乏でした笑
高校生になってからは、時給600円のハンバーガー店のバイトをしてお金を稼ぎ、いつか行ける日のために働いていました。
東京の大学に行きたい!と父に言いましたら、「うちにはお金がない」と言って、親戚一同、10人以上を実家の一室に集め、父が親戚の人に演説をして、お金を援助してほしい!と言いました。丸テーブルをぐるぐると、お金を回して集め、目標の100万円にやっと達しました!
何周もテーブルが回ったんですよ!!!
やっとかき集めて100万円助けてもらったんですね!
ワンシーン見た感じでドラマになります、涙が出るわ…
上京するにあたっての初期費用、学費、生活費、交通費・・・
東京に来て女子美ファッション科に行ったんですけど、現実はもっと厳しかった!
10円、20円のもやし買って、寝る間も惜しんで(寝る間もなくて)
夜中までバイトして、バイト代が入るとすぐ支援センターに行って月学費を払い、それが終わるたびに達成感を感じました!
周りの方々の理解と優しさを実感した大学時代でした。
父は世の中のルールを覆すような破天荒な人ですが、愛されキャラなんです笑
母は私が中学の時に亡くなりました。とても絵や洋裁など上手で器用でした。私が教えてもらうときは子どもだからと手を抜かず大人の出来になるまでやり直しさせられました。
芸術的センスと忍耐力、精神力の強さはお母様のDNA譲りかな?すごい家族ですね。ますますドラマ化できそう!
卒業後は何をしたのですか?
アパレル業界で販売員をしてデザイナーを夢見ていましたが、ある日スタッフ休憩室で雑誌を見ていて、チョークアートの世界があるのを知り、働きながらチョークアートの教室に通いました。
とても楽しくて、今までと違う絵の世界がそこにありました。
私は南林間のレンドルフさんの看板と名刺を拝見していてこの美味しそうな絵を描くのはどんな人だろうと思っていました。
チョークアートって、あの学校の黒板で使うチョークで描くのですか?
いいえ違います。オーストラリア発のもので、白墨チョークでなくてオイルパステルを使います。
ブラックボードに書いて色を載せて、指で伸ばしていきます。
なぞってなじませる感覚です。
今までの画材の概念とは全く違います。
その本物が見られるということで、シリウスで5月27.28.29.30の4日間、「シズル展」chalkartを開催するのですね。
とても楽しみです。
私の作品だけでなく、生徒さんの作品や他のアーティストの作品もあります。作品下にQRコードを載せていますので、好きな作品ありましたら、直接連絡していただけます。
そうですか!美しく美味しそうで食べたくなる作品が一堂に集まるのですね。
「シズル」っていうのは、どんな意味ですか?
五感を刺激するような臨場感のことで、
コーヒーの湯気、天ぷらのサクサク感、ピザのチーズが伸びるところなど、そんな感覚を絵にしています。
当日はワークショップも開催しています。
20cm角のブラックボードに海や波や砂浜を描いていきます。
60分くらいで出来上がりです。小学生以上の方対象です。
ぜひやってみたい!!ですけど、絵が下手くそで…
お手伝いしてもらえますか?
大丈夫です。だれでも作品が出来上がります。
ご希望の方はH.P.公式オンラインで申込下さい。
たとえば、こんな絵を描いてほしい!という注文制作はしてもらえますか?
そして秋あたりに大和スカイビル5Fギャラリーで、作品展と受注会とワークショップ、やりませんか?
これは私の希望です!
最後に金城まみさんの夢は?
大和市をチョークアートで盛り上げたい!街を元気にする絵を描きたいです。
あと一つはチョークアートを楽しくやっていく生徒さんを増やしたいです。チョークアートの世界を広げていきたいです。
ぜひ夢を実現しましょう。応援団の一人にして下さい。