いずみの部屋

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放送テーマ

放送日
2022.01.21
テーマ
1/14.21 神奈川ツルマフーズ(株) 生松芳恵氏です
ゲスト
生松 芳恵 氏

対談内容

いずみ
「こんにゃくゼリー湘南ゴールド味」いつも美味しく頂いています。
FMやまとのスポンサーもありがとうございます。
やまと地産地消の商品ですね。
生松
下鶴間に本社があります。神奈川県産の湘南ゴールドの宣伝にもなるし、こんにゃく芋を作ってくれる農家さんの仕事にもなり、販売・開発スタッフのお仕事にもなります。
いずみ
一つずつの個包装でとても食べやすくなっていますね。
アレンジ術も生松さんが考えて、HPに載っています。
生松
シャーベットや豆腐サラダのトッピング、また今流行のスムージーに一つ二つ入れるとトロリとした触感になります。
いずみ
こんにゃくはダイエット食でお通じがよくなる、おなかの掃除人として私は認識していますが、ツルマフーズはいつ創業したのですか?
生松
昭和60年代に元々、こんにゃく、しらたきを作る会社で始まりました。途中からカット野菜をしました。
業務用レトルトや学校給食、お弁当屋さんの食材として今でもオーダーに沿って切っています。
例えばレトルトカレーの場合、何個何グラムというふうに決まっているんです。「乱切り」は機械では綺麗にできないです。人の手で回しながら美しく乱切りをしています。
いずみ
乱切りといっても今の若い人は分からないかもしれませんね。
乱れて切ってもOKとか(笑)(いちょう切りは 胃腸切り? )
人間のできる手の技は素晴らしいですものね。
でも時間と手間がかかりますね。
生松さんはお料理得意ですか?
生松
嫌いじゃないですよ!
会社は現在こんにゃくの畑を地元に持っていて、こんにゃく芋を作っています。伊勢原や座間にあります。そのお世話も私の係なんです!
いずみ
こんにゃく芋!恥ずかしながら、見たことないんですけど!食材になるまでの道すじを教えて下さい!
生松
じゃが芋とは違って植えてから3年かかって食材になるんです!
5月位に畑にたね芋を植えます。夏は雑草取りとイモ虫取りです!
そして9~10月収穫し、たね芋として冬を越し、また春になったら植え付けて…の繰り返しを3年するんです。
大きくなってやっと収穫できます!
いずみ
そうなんですか!知りませんでした。そんな時間、手間暇かかるのに、こんにゃくは安いですよね!コスト合わないじゃない!
イモ虫も大変だし!!!
生松
イモ虫退治はすごいもんですよ。
農薬をあまり使っていないので、葉っぱが美味しいらしく(笑)
うじゃうじゃいます。
畑にいるとアマガエルをカラスがさらっていったり、イモ虫が葉っぱを食べたり、自然の弱肉強食の姿がわかります。
イモ虫も一生懸命なんです。
葉の裏に付いていて擬態化しています。
私は手袋をしてひっついているイモ虫をそーっと優しく引き離し、イモ虫ハンターをします。そして天に召されてあげます。
心を鬼にして!(笑)
いずみ
暑い中、イモ虫ハンター大変!消毒してしまえば!
生松
人の口に入れるものだからね(笑)
たね芋は日かげ、風通しよい、湿気ないところで越冬します。大きくなって収穫した時はとても嬉しいです。
ただそれを過ぎると大きくて真っ赤で臭い花が咲きます。
まるで食虫花みたいに!
いずみ
キャー大変だぁ!
一人でこんなに頑張っている生松さんを社長はわかっているのかなぁ?
今50代、孫もいてそろそろ体力的に無理なのでは?
生松
畑仕事をやると腰が痛いんですよ!孫も抱けない!
いずみ
では農薬撒くか?給料上げるか?
社長、なんとかして下さいよ!!命かけてるんだから!
生松さん頑張りすぎないで下さい!
先日は中学校のSDGsの講師もなさったとか聞きました。
生松
ものおじしないのが得意で!
いずみ
とにかく身体を大切になさって下さい。一緒に農業しましょうか?(笑)
ありがとうございました。