いずみの部屋

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放送テーマ

放送日
2021.05.21
テーマ
スタジオセンターステージ 主宰 佐藤愛美氏 です。
ゲスト
佐藤 愛美(あみ)氏

対談内容

いずみ
中央林間駅前で4月よりバレエスタジオを主宰なさる
佐藤愛美さん、はじめまして!
とてもきれいでキラキラしています。
タウンニュースで拝見したのですが、お生まれは岩手県大船渡市とか。
10年前、地震の被害があった場所ですね。
佐藤
はい、街ごと被災しました。我が家は街の写真館だったのですが、カメラ・ビデオ・写真・思い出の品々もすべて流されてしまいました。
私はこちらにいたので無事でした。父母も無事でほっといたしました。
今は復興して写真スタジオができました。
いずみ
むかしNHKで「なっちゃんの写真館」という番組がありましたが、まさに街の皆さんの歴史や成長をすべて知っている場所だったんですね。お父様は写真一筋、お母様はどんな方でしたか?
佐藤
母は音楽好きでピアノ・エレクトーンを弾いていました。母方の叔父は、バイオリンを弾いて若い頃はフォークソングを歌っていたとか?
現在はレコード会社の社長をしています。母の実家は音楽一家かな?
いずみ
お母様の影響大きいですね。中学生の時、単身でニューヨークに行ったとか?ご両親がよく理解してくれましたね。
佐藤
14歳のときニューヨークに単身で短期留学をしました。もともとバレエとダンスは好きでしたので、とても興味がありました。初めてミュージカルを見た時に歌って踊って演技することに衝撃を覚えて、「コレダ!!!」と思って帰国しました。
いずみ
高校では岩手から東京へ単身上京したのは
もはや愛美さんにとっては普通のレベルなんですね。
佐藤
関東国際高校に行き、歌・ダンス・バレエ・開口法などのカリキュラムが組み込まれていました。もちろん普通の勉強も大変で赤点を取るとそちらには出してもらえないので必死でした。
いずみ
そしてみごと劇団四季に合格ね!
佐藤
ほとんどの人が四季に入りたいので受験します。私はラッキーで研究生として入学することができました。
レッスンは本当に厳しく、半年後には子供向けのミュージカル「嵐の中の子どもたち」全国ツアーをしました。この演目は歌っているか踊っているか演じているか、ひっこんでいるひまがなく体力がないと続けられない舞台です。
いずみ
そして退団してイギリスへ留学ね。
佐藤
語学留学という名目で行き、舞台のオーディションを受けてフリーランスとなりました。そのとき人種差別も受けましたが、人との出会いは私の一生の財産となりました。

帰国してダンサーとしてフリーランスの仕事をしました。
そんな折、同郷の大船渡市出身の主人と結婚しました。
私の気持ちを理解してくれる優しい人です。100話さなくても言葉の背景が分かり合える人(笑)
いずみ
素晴らしい人との出会いの連続で最後は結婚相手まで見つけちゃって!お子様もできたし、4月から中央林間でバレエ教室を開講ですね。
佐藤
キッズだけでなく大人のヨガ・ピラティス・ダンス・バレエなどの教室があります。
いずみ
いきなり大人がトゥシューズを履かないでしょうね?
足が折れる(笑)
将来はどんなお教室にしていきたいですか?
佐藤
トウシューズ(笑)
段階を踏んでいきますから大丈夫ですよ(笑)
お教室作りは、子供たちに人と比べるのではなく、自分を愛する心、他人を尊重する心を持ち、夢を持ってほしいです。
いずみ
佐藤さんの夢は?
佐藤
シリウスを見て、いつかここでバレエやダンスの発表会をしてみたいです!
いずみ
コロナが明けたらミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」をやりましょう!佐藤さんが主役のマリア役で!
これからも頑張って下さいね。