お忙しい日々と思います。お疲れ様でございます。
今日は確定申告についてお話を伺いたいと思います。
何か気をつけなくてはならないことはありますか？
平成29年分から、医療費控除を受ける場合の領収書が提出不要となりました。従来は、医療費の領収書を申告書とともに提出又は提示して頂いていましたが、領収書の提出又は提示の代わりに「医療費控除の明細書」という書類を作成して申告書に添付することとなりました。
初めて聞きました。「医療費控除明細書」はどのように記載すればよいのですか？
この明細書には、医療を受けた人、病院・薬局の名称ごとに医療費を合計して記載します。
用紙は、国税庁ホームページの「確定申告書等作成コーナー」でも作成できますし、ダウンロードもできます。
わかりました。ふるさと納税に関してはいかがですか？
ふるさと納税をしている方に気を付けていただきたいことがあります。
ふるさと納税の寄附先が5か所以内の場合は、確定申告書を提出しなくても、ふるさと納税をする際にワンストップ特例申請書を選択していれば税金の控除が受けられる制度があります。
ただ、医療費控除などを受けるために確定申告書を提出する場合は、このワンストップ特例が無効になってしまうので、この場合、ふるさと納税に係る寄付金控除も併せて申告する必要があります。
ふるさと納税に係る寄附金控除の申告が漏れてしまうと、後日、申告のやり直しをすることになりますので、ぜひ気を付けていただきたいと思います。
税務署の執務時間は、月曜日から金曜日の午前8時30分から午後5時までですが、申告書作成会場の相談の受付時間は、午後4時までとなっています。ただ、会場が混雑している場合は、受付を早めに締め切ることがありますので、時間に余裕をもってお越しいただきますようお願いします。
はい、そういう方のために、今年は、2月24日月曜日の振替休日及び3月1日の日曜日に限り、税務署の申告書作成会場を開場します。
執務時間は、平日と同じ午前8時30分から午後5時までとなっておりますが、平日同様、申告書作成会場の相談の受付時間は、午後4時までとなっております。
また、当日は、申告書の作成、提出に限らせていただきますので、税金の納付、納税証明書の発行、電話による相談は行っておりませんので御注意ください。
なお、2日間とも大変な混雑が予想されます。受付を早く締め切る場合がありますので、時間に余裕をもってお越しいただきますようお願いします。
ありがとうございました！さて、税務署に入って3年目の落合さんはどうして税務署を希望したのでしょうか。あなたの夢は？
勉強を日々しなくてはいけないのは大変ですが、税金で世の中が回っているので、「税のスペシャリスト」を目指していきたいです。
まずは早く一人前の職員になること！
「働き方改革」にもあるように、仕事と自分の時間のバランスを上手にとって生活できるようにしたいナ！と願っています。
