いずみの部屋

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放送テーマ

放送日
2019.12.20
テーマ
第163回 永井 圭子氏はワーカーズ・コレクティブ チャイルドケア理事長です。
ゲスト
永井 圭子 氏

対談内容

いずみ
大和ファミリーサポートセンター、通称ファミサポを運営なさっている法人がワーカーズ・コレクティブ・チャイルドケアなんですね。
いつ頃から活動なさっているのですか?
永井
2011年10月より大和市の委託事業としてスタートしました。厚生労働省が20年前頃から推奨してきた試みで、神奈川県内に2か所しかなかったんですが、大和市でやっと始めました。
当初メンバーは17名で設立、出資金各5000円を集め、仲間を増やす形を取りました。
現在ではボランティアメンバー130名前後で、子育てが終了した50代、60代、70代が中心で活動しています。
年齢より皆さんお若く、驚いています。
いずみ
私の母は85歳で、ひ孫のサポートをしていますから、シニアの年齢は個人によって様々ですね。健康で人のお世話ができるようになりたいです。
さてサポートの内容は?申し込み方法は?
永井
子どもを預かる、保育園などの送迎、小学生でハンディを持っている子どもの送迎などを主にしています。基本的に子供を預かるのは支援者の自宅となっていますが、いろいろなニーズに合わせて、お留守番サービスもあります。
申し込み方法は、毎月1回の説明会を受けていただき、登録そして申し込みとなります。面接をいたします。
いずみ
この制度があることを広く知ってもらいたいですね。
永井さんはどうしてワーカーズ・コレクティブ・チャイルドケアという法人を立ち上げようとしたのでしょうか?
永井
もともと、実の母が近所の人を迎えたり、地域の繋がりを大切にしていました。その中で育ったので、なんとなく子供心に芽生えていたのかもしれません。大学に入って、ボランティアサークルに入り、障がい児や養護施設で勉強を教えていました。
結婚して子供を持って、悩みながら子供と共に成長してきたように思います。
今と違って子育てをしていた40~50年前は女性は家にいて子供を育て家事をして、一人で子供と家の中で悶々とした生活を送っていました。
いずみ
そうなんですよ!私も3人の子育て中、いつになったら子どもから開放されるのかなぁ?私は社会から見捨てられてしまうのかなぁ、子どもが言うことを聞かないときは子育てが間違っているのか、とか公園のベンチに座って砂場で子どもを遊ばせながら涙した苦しい思い出がありました!!今思うと笑い話ですが……(笑)
協力者がいたら心強かったと思います。
永井
自分も子育て中に悩みが多かったので、今度はヘルプする立場になりたいと思って、思いが叶えてよかったです。
育児の悩みでは、子どもが産まれて、生活が一変し、わけのわからぬ赤ちゃんを自分一人でどうやって育てたらよいのかと悩むケースもあります。仕事と育児の両立とか…夫の助けがないとか。
心のケアも大切な役目です。
いずみ
悩めるママのサポートをしてくださって本当にありがたく感謝しております。
最後に永井さんの今後の夢は?
永井
これからは家庭訪問型の新しいスタイルにチャレンジしたいと考えています。
ママたちが元気で笑顔で子供たちに接することができるように応援していきたいです!
いずみ
健康に留意してママ達の応援団長頑張って下さいね!

http://www001.upp.so-net.ne.jp/child-care/familysupport/index.html