学年末のお忙しい時期にご出演ありがとうございます。
青柳校長先生はもともと何の科目の先生でしたか？
30年前に教師になり、日本史・世界史を担当していました。
7年前に校長になりました。学生時代に好きだった硬式テニス部の顧問10年、吹奏楽部10年顧問しました。
30年間ずっと女子生徒に囲まれた教員生活ですね。
ある意味羨ましいところも男性陣としてはあるのではないのでしょうか？
私は男子校出身で戸惑いもありました。中学生位までは自分とは無関係と感じていましたが、高校生になるとドキドキし、女性に憧れる時期もあったりして笑
今やハーレム状態、いえいえ、周りが全員女性で何かと大変なことが多いのではないかと想像します。聖セシリアの建学の精神を教えてください。
「幸せの人づくり」です。その土台を中高で作っていきたいです。
心と体の教育＋知性・学歴 です。それを力にして役立つ人間になってほしいと考えています。
ベテランと若い先生方の考え方の違いもあります。
それぞれ受けてきた教育の違いがあります。そんなときは建学の精神がバロメーターになります。
30年間の教員生活を通して生徒はどのように変わりましたか？
昔の女子校はのびのびと男性の目を気にすることなく教育を受けることが良いとされていましたが、現在の女子生徒はとてもしっかりとしていて強いです！
女子の方が頑張り屋さんで頭も良く、女性の力侮れませんね！
卒業生にはH.Nさんがいらっしゃいますね。彼女も男性顔負けの仕事ぶりでその根っこは聖セシリアで文化祭実行委員で揉まれた経験の一つだと聞いております。強く、賢くしなやかな女性。良妻賢母は死語かな？
学校で教えられることは全体の２～3割です。あとは家庭教育なのです。
この家庭こそが一番大切なものです。
人間形成は3歳までに決まるという家庭でのしつけと教育！すぐに答えが出るものではありませんが、指導者としてこれからも宜しくお願いします！
